千と千尋の神隠し最大の謎!カオナシの正体っていったいなに?

千と千尋の神隠しは、言わずと知れたスタジオジブリの名作映画です。

2001年に公開された本作は、日本歴代興行収入第一位を誇り、なんと2020年5月現在もこの記録は破られていません

国際的にも評価が非常に高く、第75回アカデミー賞でアカデミー長編アニメ映画賞を、第52回ベルリン国際映画祭では金熊賞を受賞しています。

今でも根強い人気があるこの作品ですが、みている時にこんなことを思ったことはありませんか?

「カオナシって、一体何者なんだ?」と。

今回は、そのカオナシの正体について調査してみたいと思います!

カオナシってどんなキャラクター?

カオナシの正体について探る前に、まずはカオナシがどういうキャラクターなのかおさらいしておきましょう。

カオナシは黒いマント姿で、顔は白い仮面のよう。無表情で話せないため、何を考えているのかわからない不気味な存在です。

個性的で色彩豊かなキャラクターが多いこの世界で、カオナシは明らかにマッチしていません。

千と千尋の神隠しに登場するキャラクターは、ほとんどが出身について明かされています。

では、カオナシはどこ出身なのでしょうか。

この答えは、千と千尋の神隠しの映画公開時のパンフレットにありました。

カオナシについて、パンフレットにはこう記されています。

湯屋のある世界とは別の場所からやって来た謎の男。

呑み込んだ相手の声を借りてしかコミュニケーションがとれない。

己というものを持たない悲しい存在。

つまり、カオナシは千尋と同じく、どこか別の場所からなんらかのきっかけでこの世界にやってきた、ということがわかります。

千尋がハクと一緒に息を止めて赤い橋を渡っている時、周りには千尋の姿が見えていないのに、カオナシだけは千尋を認識しているように見えるのはそういう理由かもしれません。

カオナシにまつわる考察やうわさってなにがある?

カオナシについては、その謎の多さから世間ではいろいろなうわさや考察が流れています。

中でも興味深かったものを2つほどご紹介したいと思います。

カオナシは米林昌宏監督がモデルとして作られた

米林監督は、借りぐらしのアリエッティなどを手がけた方。

このことは、鈴木敏夫プロデューサーがイベントで発言したことから広まりました。

ただし、これは宮崎駿監督が自身の描いたカオナシを見て、米林監督にそっくりだと言ったという話から出た説。

米林昌宏監督本人の口から正式に後付けであることが明かされています。

カオナシは悪魔である

なぜこのような説が出たのでしょうか。

問題のシーンは、千尋とカオナシが電車に乗って銭婆のところへ向かうところ。

車窓から「サタン」と書かれた看板が一瞬映ります。

アニメなので、実写映画のように偶然映ったものではなく、意図的にこの言葉が使われたということ。

千尋が迷い込んだのは、神々が住む、人間界とは別の世界。人間が来られるのであれば、悪魔がまぎれていたとしてもおかしくありませんよね。

結局、カオナシの正体ってなんだろう?

カオナシの正体について、スタジオジブリははっきりと明かしていません。

しかし、宮崎駿監督がかつて「誰の心にもカオナシがいる」と語ったことがあります。

欲望のままに行動し、金に執着し、自分に関係のない相手に対しては傍若無人な態度をとる。

他人を呑み込んで声を借りないとコミュニケーションをとれないというのは、考えを自分の意見として主張することのできない人間の弱さをあらわしているように思えます。

そして、さみしさを抱え自分の居場所を求める気持ちは、きっと誰の心にも存在するはず。

銭婆に引き取られた時、無表情だったカオナシが、微かにうれしそうな表情を見せます。

自分の居場所ができた安心感と誰かに必要とされる喜びが、この表情から伝わってきます。

まとめ

カオナシの正体。それは、人間の心そのものと言えるのではないでしょうか。

不気味で正体不明だったカオナシですが、その行動やわずかに確認できる表情などを紐解いていくと、だんだんとその正体がつかめてきましたね。

カオナシのこの謎めいた存在がスパイスとなり、千と千尋の神隠しという作品が、より魅力的で深みのあるものに仕上がっています。

もしかしたら、カオナシについて知ることは、自分の心に向き合うことなのかもしれません。

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