【もののけ姫】アシタカの「アザ」の呪いのは結局解けたのか?

ジブリ映画の中でも名作と名高い「もののけ姫」

私も何度見返したことか分かりません。

「もののけ姫」の物語はアシタカという男性が村を守るために神殺しを行った結果呪いを受け、その呪いを解くために旅に出るところから始まります。

この物語は「人類の繁栄」と「自然の破壊」という現代でも解決されていない問題点を通して「生きろ」とう根源的なことをテーマとした壮大な物語でもあります。

アシタカは物語の中で「人類」「自然」の双方の視点から中立の立場にいる唯一の人物です。

ラストシーンで「生」と「死」の象徴であるシシ神様へ首を返したあとのアシタカの言葉から呪いは消えたものだと推測されます。

ですが、お気づきでしょうか?

アシタカの「アザ」は小さくなったものの、消えていないんです。

本当に呪いは解けたのでしょうか?

ここではアシタカの「アザ」と「呪い」について解説していきたいと思います。

アシタカのアザはどんなもの?

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アシタカのアザは普段は赤紫色の色をしています。

手首の近くの腕に周りにアザがつき、腕に沿って丸くアザが出来ている形です。

前述したように村を守るためにタタリ神となった猪(=ナゴノ神)を倒したことに起因してアシタカは呪いを受けましたが、この呪いはやがて全身に広がって死んでしまうものです。

アシタカの受けた呪いは「アザ」として視覚化されていて、その濃さや大きさから度合いが判別できます

アシタカに呪いのアザをもたらしたタタリ神とは何?

タタリ神とはもののけ姫の世界では神の中でも荒ぶる神と呼ばれており、暴れたり襲ったりしますが元は自然界にいる動物です。

アシタカの住む村を襲ったタタリ神は元は猪の長でしたが、タタリ神の姿になってからは全身が禍々しい触手で覆われています。

物語の中で、実はこの猪は自然を破壊する人間に恨みを持ったまま朽ちていったことが分かります。

アザの呪いの影響

アザが発現してからのアシタカは戦いに臨む際にははチート級に強さがアップしますが、反動としてアザが広がってしまいます。

結果として、アシタカが怒りや憎しみの感情を持てば持つ程、死期が早まるということになります。

さらに戦闘後のアシタカの表情からもかなりの痛みを伴っていることが見て取れます。

このことから、タタリ神は怒りと憎しみを表す存在であり、その呪いを受けた者の怒りと憎しみと呼応するということが分かります。

アシタカの呪いのアザはどうして消えなかったのか?

アシタカのアザは最後までいっても消えず、終盤でダイダラボッチと対峙するシーンに至ってはむしろ全身に広がっているようでした。

ラストシーンで呪いが消えていることはアシタカの言葉からも推測できますが、アザが消えることはありませんでした。

おそらく、アシタカは物語の中でもののけ姫を筆頭に関わるものたちを助けますが、犯してしまった罪ははいつになっても消えないということをアシタカや見ている人に伝えたかったのだと思います。

アシタカの犯した罪はアザとして残されました。

シシ神様の首を落としたエボシも右腕を失ってしまいます。

ジコ坊を含む傭兵たちもそのほとんどが死んでしまいます。

物語のラストシーンでは山に緑が戻っていますが、元の姿とはかけ離れています。

ですが、これこそ「生」と「死」を併せ持つシシ神様が象徴するように、「再生」と「破壊」を繰り返しながら生きている人間を含む全ての生物のへ「生きろ」というメッセージなのでしょう。

まとめ

スタジジブリの映画は大人も子供も楽しめるものばかりですが、深く理解しようとすると難しいものでもあります。

私は、アシタカがエボシに言った「曇りなき眼で見定めて、決める」という言葉がキーになっていると思っています。

(結局のところ、アシタカが呪いを解けたのはこれが出来たからかなと・・・)

「もののけ姫」という映画で描かれた「神」や「呪い」も私たちの生きている世界では形として見ることはできません。

ですが、アシタカのように曇りなき眼で生きていけたらと思います。

アシタカせっ記は何度聞いても名曲ですね!

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